スペシャルレポート「夏のゲストキャラクター!幕張海役の斎賀みつきさんインタビュー」



――最初、「駅の擬人化」というこの作品の企画を聞いた時、どんな感想を持たれましたか?
 最近の傾向として、いろんな物を擬人化する作品が話題になってますよね。そこで、「駅もとうとう擬人化になったか!」と、おもしろい印象を持ちました。


――斎賀さんから見た「幕張海」とはどんなキャラクターですか?
 天然な王子様タイプの男の子ということですが、台詞を見ていると、ストレートな言い方をするんですけど、優しくて物腰は柔らか。喜怒哀楽がすごくハッキリしていて元気系というわけではなく、穏やかな感じの男の子ですね。演じるにあたって、私もひねるわけではなく、ストレートにやらせてもらいました。


――幕張海はフランス人とのハーフという設定ですが、演じる上で苦労されたことは?
 幕張にまつわるちゃんとした理由があって、日本人とフランス人とのハーフという設定になっているんですけど、演じる上で特に意識はしなかったです。キャラクター自身が「僕はハーフだからこうだよ」とひけらかしているわけではないですしね。


――本日の収録の感想は?
 台詞の中に駅というものの紹介がすごく事細かくきちんとされていて。自分が行ったことがあるのは、幕張だとメッセくらいしかないんですよ。しかも、イベントに出演してすぐに会場を後にしちゃうので、周りにどんなものが何があるのかまでは知らなかったんです。でも、台本を読んで、いろんな地区があって、それぞれにどんなものがあるのか、初めて知ることができました。聴いている方々も、いろんな駅のことを新しく知っていくことができて、画期的な作品だなと思いました。この作品で駅のことを知って、改めてキャラクターになっている駅を訪れる方もいらっしゃるだろうし、観光しながら勉強もできそうですよね。


――「(海浜)幕張」という駅自体には何か思い出などありますか?
 ないですねー(笑)。先ほども言ったとおり、イベントに出演するために幕張メッセに行ったことがあるだけですし。イベントも作品に絡めたものばかりですし。この『ミラクル☆トレイン』で教えてもらっている最中です。


――駅や電車に関してはいかがですか?
 失礼ながら特別な興味はないです(笑)。というのは、現在は車移動が多いので、あまり電車に乗る機会がないからなんです。車の擬人化は…大変だと思います。駅や電車の路線自体はそうそう変わることはないじゃないですか。車は同じタイプでも名前が変わっていっちゃいますから。1つの会社だけじゃないですしね。


――楽しみに待っているファンのみなさんにメッセージをお願いします。
 とても魅力的なキャラクターと声を担当する役者達が、みなさんに駅に関して知らなかったことを教えてくれます。今まで興味がなかった場所にも、おもしろそうだなと興味を持って訪れたいと思わせてくれる作品だと思います。ぜひ、みなさんも「今度はこんなこと知りたい!」とか「こんなことをしてほしい」という意見を言っていただき、この作品を一緒に盛り上げていただければ嬉しいです。