スペシャルレポート「夏のゲストキャラクター!国際展示場正門役の高橋直純さんインタビュー」



――最初、「駅の擬人化」というこの作品の企画を聞いた時、どんな感想を持たれましたか?
 駅が動き出すのか、それとも違うことなのか、話を聞いた段階では想像もつかなかったのですが、絵を見たら納得しました。「ふつうの人になるんだ!」ってね(笑)。「どこが駅なんだろう?」と思ったら、衣装やキャラクターの設定に駅の特徴が入っていて。おもしろい発想ですよね。駅ってすごくおっきいじゃないですか。だから、僕は巨人のような…ロボットのようなものを想像していたのですが、想像が甘かったですね。


――高橋さんが演じる「国際展示場正門」とはどんなキャラクターなんでしょうか?
 「国際展示場」ならではということで、すごくお祭り好きで、明るくてまっすぐで、熱い男。そして、意外と物知りだ、という部分もあるみたいですね。だから、台詞もスラスラ〜と言えなきゃダメなので、家でバッチリ練習してきました(笑)。お祭り好きというところは僕も一緒ですね。最近は参加できてないんですけど、僕の出身地の岩手にいた頃はお囃子が聞こえてくると、浮かれてそっちに行っちゃってたくらい。物心つく前からそうだったみたいで、迷子になってたかと思うと、お祭りの輪の中で一緒に踊ってたって、母親が言ってました(笑)。


――キャラクターの絵を見ての、第一印象はいかがでしたか?
 いや〜、カッコイイっすね! 絵だけ見た印象だと、正直、「コイツって、手クセ悪いんじゃないの〜? チャラチャラしてそう」と思ってたんです。でも、台本を読んで見たら、「ついて来いよ!」って言っておきながら、後で照れたりして、「なんだ、コイツ、カワイイとこあるじゃん」と思える、すごく好感の持てる人物でしたね。


――「国際展示場正門駅」に実際行ったことは?
 正直僕は、行ったことがなくって。申し訳ないです! なので、今回やるにあたって、ネットで調べさせていただきました。「台詞に出てくる、東京ビッグサイトにある、あのノコギリって何て読むの〜?」って。あとは駅の写真を見ながら、イメージを膨らませて収録に臨みました。とても賑やかな近代的な駅ですよね。


――「鉄道」にまつわる思い出を1つお聞かせいただけませんか?
 僕は結構、電車って好きなほうだと思います。時刻表を調べて乗る程ではないんですけど、曲を作ったり、落ち込んだ時はよく電車に乗って終点まで行ってました。終点の駅で降りて、線路がブツッて切れているのを見てから、そこで回れ右をして何処までも続いている長いレールを見ると、また新たな気持ちで一歩を踏み出す事が出来るんですよね。路面電車も好きです。そこの土地に住む人達にとって大切なライフラインである電車が、街や自然の風景に溶け込んでいる風景がたまらなく好きなんです。見ているだけでワクワクします。


――この作品の舞台である「大江戸線」は利用されますか?
 よく使いますね。ホームがふっかい所にありますよね(笑)。聞くところによると、災害時などに使うシェルターの役割も担っているんだとか。地下鉄もあなどれないな〜。


――最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いします。
 なんだかすごい企画がスタートしたのでは!? と僕は今、ワクワク感を隠せずにいます。ひとりでも多くの方に知っていただいて、応援してくれたら嬉しいです。きっとその声が作品に届くと思いますので、応援よろしくお願いします!