スペシャルレポート「キャラクターデザイン/甲斐智久先生インタビュー!」
記念すべき第1回は、美麗なキャラクターでスタッフをもきゅんきゅんさせる、甲斐智久先生のインタビュー!


――最初、「駅の擬人化」というこの作品の企画を聞いた時、どんな感想を持たれましたか?
 最初は正直よくわからなかったです。今でもまだよくわかってませんが(笑)


――キャラクターデザインをする上で気をつけている点はどんなところでしょうか?
制作チームからラフをいただいて、私がそれを元にデザインをしています。気をつけているのは、それまでにデザインしたキャラクターとなるべく似通わないようにすること。たくさんキャラクターが出てきますし(笑)。なるべくひと目でキャラクターの区別がつくように心がけています。


――それぞれのキャラクターのデザイン的なポイントをお聞かせいただけますか?
 六本木は一番オーソドックスなキャラにデザインしたので、逆にみんなより特徴がないような……。

 月島はタレ目キャラということで、そこがちょっと難しかったかな。絵柄のせいか、あまりタレ目にし過ぎると目付きがいやらしくなってしまうので、カッコ良く見えるように描くのが難しいんです。個人的には一番気に入っています。

 都庁は目つきが特徴あるので、他のキャラと比べると描きやすいです。髪型やメガネなどわかりやすいパーツが多いですしね。

 新宿はある意味、一番描きづらいかも。あのクセのある髪型がどうなってるのか、自分でも未だにわからないところがあって(笑)

 汐留は今発表されているキャラの中では一番女の子っぽいですよね。というわけで、他のキャラとの描き分けがしやすいキャラです。

 両国は私個人としては髪型をソフトモヒカンにしたかったんですけど、制作チームからことごとくボツをくらいまして(笑)。男から見るとワイルドでカッコイイ髪型だと思うんですけどね。

 国際展示場はワイルド系ですね。実は両国より先に生まれてたんですよ。お祭り好きらしいので、衣装は着物。これは制作チームからの指定だったのですが、ペンダントは私がデザインしました。


――今後、甲斐先生がデザインしたいな〜と思う駅は?
 是非、女性キャラ(駅?)がほしいですね! 男ばかり描いているとストレス溜まるので(笑) 男キャラと女キャラでは、モチベーションも圧倒的に違いますし(笑)